2022/06/01 15:35

ご存じだろうか。マヌルネコ。
所謂、大型野生ネコ。まぁ、要するにヤマネコ。
海外にはいろんなヤマネコがいるんだよね。日本にもツシマヤマネコとかいる。
その中でもメジャー(?)なのが、このマヌルちゃんとかスナネコちゃんとかなのかしら。
みんなが一緒に暮らしてるイエネコのお話し的なことを期待されてるのはわかってんだけども
そこはほら。フリーダムに生きちゃってるから、書きたいことを書いちゃうわけですよ。
んでね。このスナネコちゃんは日本にはいないらしい。一匹も。
性格も獰猛で(えっ!)、飼えないの。ペットには全く向いてない。こんなルックスなのに。
ゲームなら「砂漠に行ったら出会う素敵なお友達」みたいな顔してるけど、
友達にはなれない。
そこで。マヌルさんの出番。
いや、別に二番目でもいいわ、妥協するわって話ではなく。
このマヌルさんは日本にいる。もちろんワンサカそこらへんの山にいるわけじゃなくて
動物園の中でちやほやと大事にされてる。
(ネコ科の生き物はね、ちやほやと大事にされるためにいるのよ。みなさん。よろしいか)
まぁそれで。
いろいろいるネコ科の中でも、このマヌルさんとスナネコさん。
実はイエネコのロシアンブルーさんとヘッドタイプ(頭の形)に類似点が多くて、
ロシアンブルー・ラヴな私のココロの琴線に特に触れるのである。
うちのペットのロシアンブルーさんたち。
マヌルネコさんたち。
『ニッポンノマヌルネコ』
http://manulneko.chobi.net/
何が似てんだかわからんって人もいるだろうな。
耳の頂点・鼻の頂点・目の位置を結んだ線のバランス。ふむ。マニアックかもしれん。
つまり。この三種は、平たい三角形の中心よりもやや下に目じりが掛かる。
その三角形の形が、ネコ科の生き物たちの顔の印象を変えるのである。
もっとバッサリいっちゃうと、この三角形のパターンがその種の特徴ってわけだね。
マヌルさんはフサフサすぎてわかりにくいね(´・_・`)
個人的にマヌルさん大好きで、今年の四月に国内で生まれた子供に
いつ会いに行こうかとワクワクしてるんだけども。
まぁ、で、話を戻すと、顔の三角形が似てるからって
彼らが血縁だとか進化の証だとかって、壮大ですっとんきょうな話にしたいわけじゃない。
おうちにいる子は、どんな三角形になるのかな。
似た子は、大型ネコ種にいるのかなって、探してみるのも楽しいかもよ。と。
そんなどうでもいい話なわけだ。
アビシニアンさんとカラカルさんは、なんか似てませんか?とか。
オシキャットさんとオセロットさんは、名前もなんか似てますねとか。
(残念ながらフリー写真のオシキャットさんは見つからなかった!)
ちなみに大型ネコ種の生態をさらーっと調べてみると、
おうちの猫さんとの共通点がいっぱいある。
例えば、みんな箱が好きで、ひもやボールに目がなくて、狭いところにハマりたがったりw
そしてほんの少し。少しだけ知ってほしい。
乱獲による激減にさらされて、絶滅危機種に指定されている
美しい猫たちが世界中にいるコト。とかも。
ただまぁ、ミアキスっていう古い古い生物が、
犬やら猫やら馬やらと盛りだくさんな種族に進化していった中で、
「猫系」に進化した子たちのうちに、南にいったり、北に行ったり、
海を渡ったりした勢いのいい子たちもいて、とか。
そんな話もできるんだけど、それはまた別のお話。